「たまにはブログを書け!」とT編集長からお叱りを頂きましたので、
この前の日曜日に行ってきた「低山歩き?」の話題を投稿させていただきます。
行ってきたのは浜松市天竜区にある光明山(こうみょうさん)。
何でも標高540mほどの山だそうですが、そこまでは行か(け)ず、
頂上の少し下にある「光明山遺跡」まで行ってきました。
出発点は「道の駅 いっぷく処 横川(浜松市天竜区横川)」。
ここに車を置かせて頂いたら、先の横断歩道を渡って脇道に入り、
舗装道路を10分程、道なりに歩きます。
道が少しだけ登りに&狭くなると、登山道の看板が現れます。
良く見ると「山頂まで40分」との文字が書いてあります。
最初はひたすらの登り。身重風腹部の私には、これが思いっきり大変!
つづら折りの坂道をゼイゼイ言いながら昇ります。
途中に「丁目石」(安政年間の物のようです)が置いてあるのですが、
そもそも「何丁目がゴールなのか」が判らないので、思いっきり不安・・・。(結局26丁目付近でした)
それでも、私の超鈍足でも20分も登ると、平坦な道になり一安心!
後はひたすらブラブラと歩きます。
途中「木を切り出しています」と書いたこんな場所があり、
一体どうやって使うのか非常に興味が湧きましたが、
生憎と日曜日、知ることはできませんでした。残念!
約70分かけてたどり着いた(下には40分て書いてあったケド・・・)
光明山遺跡の初見はこんな感じ、何やら城跡のようです。
何でも昭和の初めまであったお寺の跡だそうです。
こんな感じの大きなお寺だったようですね。
眺望は素晴らしく(写真の腕が悪いんで判りづらいですが・・・)
主に西遠地区が一望といった感じでしたが、
掛川や浜岡も見えるとするこんな看板も立っていました。
(浜岡原発が「源」発になっているのはご愛嬌??)
また、設置されている望遠鏡が超優秀で、
何と!遠州灘を行く船まで、しっかりと見る事ができました!!!
誰も居ないのを良いことに、ひたすらボ~っとしていると、
奥の方に小さなお堂があるのに気づきました。
覗いてみると、小さな仏様がいらっしゃいました。
手がモゲて、お身体にヒビが入っても、
ニコニコと微笑みを浮かべている仏様でした。
由緒とか縁起とかは全く分からいのですが、
きっとここに何年も座って、下界を見下ろし、
お寺が無くなっても、ご自分の体が壊れても、
ただニコニコと微笑んで来られたのだろうなぁ・・
そんなことを考えると、何やら不思議な気分になりました。
そこで一句。
“御仏の 朽ちてなお笑み 春の廃寺(てら)”
お~っ!奥の細道みたいだ!!